イスラムの「来世」と日本的「来世」は意味が違う


こんにちは!

 

こないだ突然、彼に「輪廻転生って信じる?」と聞かれました。(英語で言うと、 reincarnationです)

 

私は個人的に「生まれ変わり」、「前世」、「来世」というものを信じています。

日本では「悪いことすると来世は虫になるぞ」など脅したり?しますよね。

 

仏教が根付く日本では、「生まれ変わり」というものが信じられますが、イスラム世界では違うよう。

 

今回は、イスラム教における「天国」についての考え方について紹介します。

一体、ムスリムはどんな死生観を持っているのでしょうか?イスラムの世界観を支える大切なテーマに迫ります!

 

イスラム教の死生観とは?輪廻転生とは全く別の来世を信仰!

 

ムスリムが信仰と神への奉仕のために大切にしている六信五行の六信の中に、来世が含まれています。

 

しかし!!!

 

この来世は、われわれ日本人に馴染みのある「来世」とは全く別のものです。

 

ー 日本でいう「来世」ー

ある人が亡くなった後に、別の存在として生まれ変わった後の世界のことを指すことが多いです。

つまり、この来世は、輪廻転生の世界の中での「来世」を意味としています。

 

この考え方だと、人は亡くなった後、別の存在に生まれ変わり続けます。

現在の人生を現世、現世に生まれるよりも前に過ごしていた別の人生を前世、そして現世を終えた後に過ごす人生を来世といっています。

 

それではイスラム教でいうの「来世」とは?

 

最後の審判によって振り分けられる天国と地獄!?

 

  • 現世から第2の世界(バルザク)へ

イスラム教では、現世でわれわれが死ぬと、その後魂がバルザクという世界に行くとされています。

 

バルザクは、現世と来世の中間のような世界です。この段階では、生前の肉体(埋葬されます)から魂が切り離され、新しい肉体を一時的に与えられるとされます。与えられる肉体は、生前の行いによって明るいもの・暗いものが与えられます。

 

  • 第3の世界、来世

イスラム教では、キリスト教などと同じように、この世には終わりが来ると考えています。終末を迎えた世界では天変地異が起こり、死者が墓から蘇るとされます。そして、蘇ってきた死者たちは、神によって最後の審判にかけられます。

 

火葬ではなく土葬をすることになっているのは、この時に蘇ることを信じているためです。

 

この最後の審判で、生前の行いによって、天国に行くべきか、地獄に行くべきかが決定されるとされます。

 

天国はどんな場所?天国に行く条件は?
  • 天国はどんな場所か

 

『クルアーン』には具体的な天国の描写があります。

 

悪酔いすることのない酒や果物、肉などを好きなだけ楽しむことができる場所という風に描かれています。また、男性は72 人の永遠の処女(白い果物であると考える説もある)と関係を持てるとされていますが、これらは単なる比喩であるという説もあります。

 

  • 天国に行く条件は信仰に則った生き方

 

天国に行くための条件は、原則的には信仰です。

 

イスラム教には、ムスリムが信じ、行うべき六信五行があります。これらを行い、神への奉仕をすることで来世での救済が約束されると考えられています。

 

まとめ

・イスラム教では、ムスリムが信仰するべき六信の中に、来世があります

・しかし、この来世は輪廻転生でいうところの来世とは異なったもの

・イスラム教では、死後に魂が肉体を離れてバルザクという所に行きます

・この世界が終末を迎えた時に再び元の肉体で蘇り、神による最後の審判を受けて天国と地獄に振り分けられるとされている

・天国に行くための条件は、生前の信仰生活(六信五行)

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