メッカだけじゃない!イスラム教の聖地


こんにちは!

 

みなさん、「メッカ」という言葉は聞いたことがあると思います。

そうです、イスラム教とにとっての聖地、すなわち宗教的に特別な意味を持つ場所です。

 

そんなイスラム教の聖地、実はメッカ以外にも存在するんです。

 

イスラム教にどんな聖地があるのか、見ていきましょう!

 

イスラム教にはどんな聖地が?代表的な聖地は3箇所!

イスラム教には、スンナ派シーア派があります。シーア派は、スンナ派の聖地の他に、5箇所を聖地としています。

 

【共通する代表的聖地】

メッカ

メディナ

イェルサレム

 

【シーア派のみの聖地】

マシャド

ゴム

サマラ

ナジャフ

カルバラー

 

それぞれの聖地にはどんな意味が?

それでは、それぞれの聖地がムスリムにとってどのような場所なのか、見ていきましょう。

 

最大の聖地メッカ(マッカ)

イスラム教の最大の聖地とされているのが、メッカです。メッカは、開祖ムハンマドが生まれた場所であり、多神教を祀るカアバ神殿がありました。ムハンマドは啓示を受けた後に迫害されてメッカを一度出ましたが、再度メッカに戻り、カアバ神殿の多神教を廃し、イスラム教の聖地に定めました。

 

 

カアバは、アラビア語で「立方体」を意味する聖殿で、中にはイスラムの聖宝である黒石が据えられています。黒石は、神とコンタクトをする手段のようなものと考えられており、毎日のお祈り(サラート)は必ずカアバの方角(キブラ)に向かって行われます。

 

 

また、メッカを一生に一度訪れることは、ムスリムの義務である五行の一つ、ハッジ(巡礼)として定められています。

ただし、他の四行と異なり、財力や体力のある者だけが行えば良いとされています。ハッジを済ませたムスリムは、イスラム社会では尊敬の対象となります。

 

なお、メッカは都市全体がイスラム教聖地であるため、ムスリム以外は立ち入り禁止です。

 

 

やはりムスリムにとっての夢の一つである聖地巡礼。私も彼氏に「将来メッカへの巡礼を一緒にしたいと」言われています。

 

 

第2の聖地・メディナ(マディーナ)

正式名はマディーナ・アン=ナビーで、「預言者の町」という意味です。ムハンマドが啓示を受けた後に迫害を受け、メッカを離れた(ヒジュラ)後、ここを拠点にしました。

 

ヒジュラ後にムハンマドが最初に建てたモスク(預言者のモスク)があり、中にはムハンマドの霊廟もあります。

 

 

第3の聖地・イェルサレム

筆者がエルサレムを訪れた際に撮影したもの。岩のドーム。

『クルアーン』によると、預言者ムハンマドは、かつて一夜のうちにメッカからイェルサレムに旅し、昇天して神に会うという奇跡を体験したとされています。

 

ムハンマドが昇天したとされ、また旧約聖書でアブラハムが息子イサクを生贄にしようとした場所とされる「聖なる岩」を囲む形で、イスラム最初の王朝(ウマイヤ朝)の時代に岩のドームが建設されています。

 

イェルサレムはユダヤ教・キリスト教・イスラム教で共通の聖地であるため、この場所の奪い合いが度々起こっています。イスラム王朝から十字軍によってキリスト教国になりましたが、その後もイスラム王朝による奪回、さらにはユダヤ教のシオニズム(聖地回復運動)によってイスラエルが建国されました。

 

ユダヤ教の聖地(嘆きの壁)、キリスト教の聖地(イエスが処刑・埋葬・復活した場所)、イスラム教の聖地(岩のドーム)があるこの場所は、現在も、イスラエル(ユダヤ系)とパレスチナ(イスラム系)の対立が続いています。

 

シーア派の聖地

シーア派は、預言者ムハンマドの父方の従弟アリーとその子孫のみが正当なイマーム(指導者)であると考える宗派です。そのため、重要な歴代イマームの霊廟のある場所を聖地に定めています。

 

まとめ

・イスラム教の聖地はメッカ、メディナ、イェルサレム

・シーア派はさらに歴代イマームの霊廟も聖地に含める

・イェルサレムはユダヤ・キリスト教の聖地でもあるため、現在まで、宗教間の争いの舞台となっている

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